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昔スキャンした画像を改めて見てみると、暗すぎたり汚れが目立ったりする画像だらけでモヤモヤが払拭できない。
こうしてる間にも元のネガフィルムは劣化が進行してる訳だし、後々後悔するより今のうちに出来る限りのことをやっておこうと決心した。
スキャンし直し!また地道に一枚づつスキャンしよう、そうしよう。

今売られてるスキャナーの性能も十五年前のと比べればかなり進歩し、かつ値段も安くなった(それでも五万円前後はするが)のでこの際買い直すかなーとも思ったが、その前に昔買ったニコンのスキャナーをもう一度試してみることにした。

自分が持ってるのはNikon coolscanIIIという機種。
当時、十万円ほどしたけど、店頭でこれより高い上位機種とどっちかうか迷ってたのを覚えてる。
usbじゃなくてscsiで繋ぐヤツ。今のpcじゃ使えないシロモノなので古いマックで使うしかない。
十五年前の写真データ化作業が一通り済んだ後は仕舞いっぱなしだったけど今も普通にちゃんと使える。

以前の画像はみんな8bitで取り込んでた。
このスキャナーは12bitの取り込みも出来るけど、当時は容量のデカいHDDがまだまだ手の届かないモノだったし、容量の制限は仕方なかったのだ。
12bit取り込みを試したこともあったけど、8bitとの差がそれほどあるとは思えなかったし、特に何の問題意識も無く今まで来た。

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今回スキャンし直しに踏み切って、改めて12bitを試してみたらその違いに驚いた。何故今まで気付かなかったんだろう?
諧調の滑らかさが目に見えて違うね~。それにゴミ、傷も目立たなくなった。
一応、スキャンする前にクリーナーで丹念に拭きはしたが、クリーナーだけでここまで違いがあるものだろうか?
良く見るとゴミ、傷は元の位置にあるんだけど、画面が滑らかになったお陰で目立ちにくくなったのかな。

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このクリーナーも買って正解だった。濡れてベタベタになった跡とか銀色に光る汚れ(?)が一拭きで綺麗になる。
キーボードなんかの汚れも綺麗に落ちるし、スキャンが済んだ後は万能クリーナーとして使えるね。無駄ナシ!
カビに良いという消毒用エタノールはちょっと試したけど効果なかった。これは本来の消毒用に活用することにした。
ドライウェルという商品はネガの水洗いの後に使う物。だけど水洗いはとんでもない結果になる事が分かったので出番なし。
レコードの水洗いの時に使うとするか。

取り込んだ後の補正でも8bitと12bitの違いは顕著に表れた。
8bitだとレベル補正のスライダーをちょっと動かしただけで白く飛んだり黒く潰れたりするんだけど12bitは動かせる範囲がはるかに余裕があるね。
データ量は白黒の場合だと8bitにくらべ約三倍になった。カラーはまだ試してないがこれより遥かに大きくなることは確実だろうな。
しかしフォトショが12bitに対応してないんで画像は最終的に16bitに変換されてしまうんだが、これって無駄に大きいデータになってるって事じゃないのかな??

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福井駅の中で赤ん坊の私をおぶる母…8bitだと真っ黒だったが12bitでスキャンしてみるとかなり見れる。
駅構内の白タクに対する注意文も読めた。こんな情報が真っ黒の写真の中に潜んでいたとは…

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それでもまだ不満は残るんだが、今のところこれで我慢するしか仕方ないしなー。
カラー写真の取り込みでどこまで満足できるかによって新しいスキャナー買う判断材料としたいと思う。
多分、買うことになりそうな気はするが…

でも16bitでスキャンするともっと見えてくる絵がこのフィルムの中に潜んでるってことだよね。アナログの奥深さですよね。