東京に出て来た時の寝台車のキップとホテルの領収書がポロッと出て来た。とっくに捨てたものと思ってたけど。アルバムの後ろに挟まってて今まで気がつかなかった。
昭和63年、1988年です。もう25年も前ですね。
とくにパッとした事も無く、日々坦々と過ごして来たけど25年、あっという間だったな。
…とか言ってると人生諦めた人みたいだけど、生きてる間は少しでも上を目指してあがき続けていたいですからね。まだまだです。
京都駅23時53分発の出雲2号という電車で来たんだ…。夜の京都駅の風景、今も覚えてる。売店でメモ帳買った。始めて乗った寝台車は眠れなかったなぁ。
朝、隣の寝台の会社員と短い会話を交わした。イラストがどうこう説明しても判ってもらえないだろうから就職で東京に出て来たんですと言っといた。
…出雲は2006年に廃止になったみたいですね。
浦島というビジネスホテルで一泊し、そこからある広告会社へアポ電かけたんだよね。通話料の10円っていうのがそれ。
スッタモンダの結果、その会社とは縁が無くそれっきりになったけど、単身東京に出て来た事を「ガッツがあるね!」と褒めてくれた。
あの頃はやる気満々だったんだよなー。
ホテル浦島も今は無くなっちゃいましたね。
コメント
コメント一覧 (4)
地方の人間が東京に出て来る時って、やっぱりちょっとした「決意」を胸に秘めて来るもんですからね。
私もこっちに特に知り合いや親戚が居る訳でもなかったので不安だらけでした。ま、実際出てくれば多くは取り越し苦労であったのですが。
時とともに最初の決意がどんどん薄れてしまいます。時々こうして昔の物を取り出し、初心に返ってみるのも良いかもしれませんね。
最近、なんか歳のせいかもしんないけど(笑)、昔を顧みて思いに耽っちゃう時間が多くなりましたよ。
自分の場合は実家のゴタゴタに堪えられなくなって、そこから逃げ出したかったというのも大きかったのですが。
>来て早々に安ホテルで家を探すとか…
そうそう、まず最初にやりましたねー。
右も左も判らない土地ですから、業者の言いなりに千葉の片田舎のワンルーム借りて、後で後悔したりとか…