「昭和の奈良大和路」 入江泰吉の原風景

8/10、つい最近発刊された写真集です。これは偶然ネットで見つけて即購入しました。
何と言っても自分の見知った場所だらけですから当然東京の写真より思いも強いってもんです。

写真が撮られた年代が昭和20〜30年代ってことで、自分が生まれる遥か以前の写真ばかりですが、やはり古都だけあって東京より変化も緩やかで何とか場所の見当は付くかな。それでも駅前の風景は今と全く様相が違うけど。
昭和40〜60年あたりの、年代がもう少し後だともっと嬉しかったんだけどな…

もう何年になるか分らないくらい田舎へは帰ってないんだけど、時々はネットで様子を見ます。今はストリート・ビューなんて便利なモノがありますからね。
自分が故郷を離れてからバブル崩壊の時代が到来して奈良も随分その影響受けました。

「ドリームランド」とか「あやめ池遊園地」なんて昔から馴染みの遊園地が相次いで閉鎖されるし、市内にいくつかあった映画館も今では全滅だし…
最上階が円形の回転する展望室だった有楽会館、あの展望室は取り壊される前に入っておけば良かったな…

最近聞いた中で一番哀しかったニュースが「大門市場」の閉鎖。
うちの近所にあった市場です。子供の頃は此所へ良くおつかいに行かされたものです。たまご買って帰りに割って怒られたりして…おばあちゃんにお菓子買ってもらったりもしたな。そのおばあちゃんもこの前亡くなりました…


市場には出入り口が三箇所あって、うちからのルートだと大抵は北口から入るんだけど、この通路歩くと足音が不思議に響いてなんだか異次元トンネルみたいに感じたものです。南口にはなぜか九官鳥が居ました。カゴには「変な言葉を教えないで下さい」って貼り紙があったな(笑)
今は取り壊されて更地になってるみたいです…哀しい。

この写真集の表紙、この場所が驚いた事に祖父母の家のあった場所のすぐ近所だったのです。
借地だったので今は住んで無いんだけど、自分の本籍地はこの場所になってるんですよね。
しかし、まさかこの場所が…


ローカルなネタですいません。