グラム・ロック…
70年代初頭、その毒々しさでロックシーンを席巻した時代の徒花。

後追いで聴いたクチですが、そのルックス&音楽のカッコ良さにすっかりハマり、一頃はT-REXやMOTT THE HOOPLE、SILVER HEAD、NEW YORK DOLLS、ALICE COOPERなんてバンドのレコードを血眼で探しまくったものです。
そのムーヴメントの中心に居たのがこのデヴィッド・ボウイさん。
実はボウイはかなり後になって聴いたんですけどね。

始めはT-REXが好きだったんですけど、デザイン学校の同級生にボウイファンが居て、そっからボウイも聴き始めたのかな?たしかそうだったハズ。

自分が聴き始めた80年の始めはもうボウイも落ち着いて、ギンギンのロックンローラーって感じじゃ無くなってましたからねぇ。
どうせつまらんAORの歌手だろう…と勝手に思い込んでました。それが何かのきっかけでたまたまグラム時代のフィルムがテレビで流れて、それ観てガ〜ン!と来て、これはT-REXよりカッコイイかも…と一挙にファンになったという…

ボウイという人は音楽性をコロコロ変える事で有名ですが、グラムロック時代の代表と言えば、やっぱりこの「ジギー・スターダスト」でしょうか。自分も一番始めに聴いたのがこれでした。

当時、音楽のワビサビも分らぬハードロック小僧だった私も、一聴して「これは傑作だ!」と思わせるのが凄いっす。
メロディーは覚えやすくキャッチーだけど、同時にハードロックの要素もたっぷりあって、これを嫌いだと言う人はあまり居ないと思うんですよねー。

所謂、コンセプト・アルバムになってて、ストーリに沿って曲が展開していくんですけど、それがドラマチックに盛上がるんです♪
曲の並び、構成も完璧で、まさに天才の仕事、って感じですね。
ボウイは本当に頭の良い人だなぁと。

ただ、速効性がある分、飽きるのも早かったりします。
自分もあれ程聴いたのに、今じゃ「LOW」や「HEROES」の方が良いなんて言ったりして…
人ってのは移り気なものです。(笑)

■SIDE-A:1.Five Years 2.Soul Love 3.Moonage Daydream 4.Starman 5.It Ain't Easy
■SIDE-B:1.Lady Stardust 2.Star 3.Hang On To Yourself 4.Ziggy Stardust 5.Suffragette City 6.Rock & Roll Suicide

旧国内盤はタイトルを律儀に訳した「屈折する星くずの上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群」というなが〜い邦題が付いていました。